[[研究内容]] *エンジニアリングデザイン教育のための領域横断型PBL授業設計支援システムの開発(研究課題C(一般)15K00486) [#a3ce0148] **研究組織 [#m36ccaa5] |~野村松信(代表) |秋田公立美術大学(視覚情報処理)|総括・システム設計,実装,事例調査・ 実証実験| |~須藤秀紹(分担) |室蘭工業大学(メディア情報学)|オントロジー開発,知識ネットワーク の統合,実証実験| |~坂本牧葉(分担) |岐阜市立女子短期大学(インタフェースデザイン)|知識ネットワーク構築,演習ストーリ ー記述,データ分析| |~Patchanee PATITAD(協力)|室蘭工業大学(システム評価)|演習ストーリー記述,データ分析| **目的 [#m36ccaa5] エンジニアリングデザインには,数学,基礎科学および人文科学の知識を集約し,立体的に再構成する能力が求められる.その教育にはPBL演習が効果的だが,一般に演習テーマの設定や演習の設計は容易ではなく,担当教員の経験や発想に依存するところが大きい. そこで本研究では,エンジニアリングデザイン教育に求められる要素を抽出し,それに基づいた領域横断型PBL演習授業設計支援システムを開発する. **活動予定 [#m36ccaa5] (1) カリキュラム知識のデータ化~ //- カリキュラム・オントロジーの開発 //- 各教育知識ネットワークの構築 //- PBL 型授業の成功事例収集 (2) 領域横断型 PBL 演習授業設計支援システムの開発 //- 統合知識ネットワークの構築 //- 演習ストーリー集の作成 //- 検索モジュールおよびUIの開発 ~ (3) 実証実験 など //- PBL 演習授業試作 //- PBL 演習授業実施 //- 評価 **活動報告 [#m36ccaa5] 第1回ミーティング~ 日時:2015年4月27日(月)18:00〜19:00~ 場所:skypeによる遠隔会議~ 参加者:野村松信,須藤秀紹,坂本牧葉,Patchanee PATITAD,御代周一~ 議事:~ (1)メンバーの紹介 ~ (2)プロジェクトの概要説明(須藤から) ~ (3)役割の確認 ~ (4)今年度の予定確認 ~ 決定事項:~ ・平成27年度はデザインワークショップ(実験)を行い,参加学生の履修科目のシラバスを分析する. ~ ・2016年3月頃を目処に室蘭工業大,秋田公立美術大,岐阜市立女子短大から参加学生を2〜3名ずつ募り,ワークショップを実施する. ~ ・ワークショップの開催地は,各参加大学のある室蘭,秋田,岐阜の他,渡航・滞在費が比較的安価な中国,台湾,シンガポール,タイ等が候補として挙げられた. ~ ・今後はワークショップの詳細について検討をすすめる. #br 第2回ミーティング~ 日時:2015年11月24日(火)18:30〜20:00~ 場所:skypeによる遠隔会議~ 参加者:野村松信,須藤秀紹,坂本牧葉,Patchanee PATITAD,御代周一~ 議事:~ (1)カリキュラム分析方法について~ (2)来年度WSの開催地,開催時期について~ (3)その他:事務連絡・報告等~ 決定事項:~ ・参加者のカリキュラムの分析を行い,検討することとした.~ 各大学の参加者の受講科目で専門的特徴があるものを2-3科目挙げ,それらの「到達目標」をシラバスから抽出する.~ 2015年12月〜2016年1月初頭頃までに ,結果をスプレッドシートに記入する.~ ・来年度の日本での開催地と日程を検討した.~ まずタイの研究協力者に日程を確認した後(須藤・PATITAD),秋田での会場や宿泊施設の候補を挙げる(野村).~ ・学生の搭乗空港,先方への要望(WSの必要設備等),生協を通しての保険の加入など,~ 必要事項はスプレッドシートへ記入する.~