仮想ユーザのプロフィール作成と選択

顧客志向の製品設計を考えたプロジェクト遂行の支援

(研究背景)

今までは,「ものづくり」のときに技術中心で製品が作られていました.技術中心ではデザインがいい加減になったり,独りよがりになったりしてしまうケースが多く,多くのユーザが不憫な思いをします. そこで製品を利用する人が使いやすい製品を作らなければなりません.使いやすい製品を作るには設計者はユーザが製品を利用している状況を明確にイメージする必要があります.また設計者同士で,同一のユーザイメージを保つことも重要になります. こうしたことを解決するのに,実際のユーザを連れてきてはユーザ個人の癖などが製品づくりに影響する可能性があります.ターゲットユーザとして理想の仮想ユーザを作成すると特徴だけに焦点を当てることができます. しかし,仮想ユーザを作成するのはとても大変です. 仮想ユーザを作成するのは設計者であるため,設計者の思い込みが仮想ユーザに反映される可能性もあります. そこで思い込みを回避できる仮想ユーザ作成の支援と製品づくりの支援をするシステムがあれば解決できると考えました.

(研究要旨)

本研究では,製品を作るときに仮想ユーザのプロフィールを選べるシステムを構築します.


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