メディアのコミュニケーション可能距離と形成されるコミュニティとの関係の分析

研究概要

 近年メディアの発達が著しく,人がコミュニケーションを行う際に使用するメディアの選択肢も増えました. 特に近年普及しているのはインターネットです. インターネットは遠くの人と,時間や距離を気にせずにコミュニケーションを可能にしました. しかし一方で,インターネット依存という新たな社会現象をも生み出しました.

 インターネットが世の中に出回るまで使用していたメディアは,距離に比例してお金や手間が増える物でした. 例えば直接の会話や電話を利用したコミュニケーションは,相手との距離に応じて増加します. 一方インターネットはどの距離の人ともコミュニケーションを行え,かかる費用も一定です.

そこでコミュニケーションを行う際に必要なコストとコミュニケーション相手との距離が,コミュニケーションにどのような影響を与えているかについて,マルチエージェントシミュレーションを通して検証しました.

ネットワークの特性と戦術の伝搬の関係

(書いてね)

実験の概要

 3種類のメディアを作成し,シミュレーション上でエージェントにコミュニケーションさせ,コミュニケーションを行った距離と分散を比較することで,それぞれ比較しました. メディアは以下の特徴を持っています.

  • 近距離の人としかコミュニケーションを行えず,距離に依存して費用や手間がかかるメディア
  • 遠距離の人ともコミュニケーションを行え,距離に依存して費用や手間がかかるメディア
  • 遠距離の人ともコミュニケーションを行え,手間や費用が一定のメディア

結果,遠距離の人ともコミュニケーションを行え,手間や費用が一定のメディアを用いることで,インターネット依存になりやすくなることが予測されました.

卒業論文発表会 質疑応答

  • [Q] 相性度fが1となったら主観的コストgが0となり,選択確率Pが発散してしまう式に見えるがどうなっているのか.
  • [A] 今回は相性度fを0<f<1としており,発散することはない.

  • [Q] モデルに使用する式として数値によって発散する可能性のある式を使用するのは如何なものか.
  • [A] その通りである.今後の参考にさせていただく.

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Last-modified: 2010-12-25 (土) 00:58:34 (2880d)