ウェブ・デザインとイメージとの関係 †ページを構成する要素とページのイメージ †ウェブ・デザインにおいて,デザイナーはページに「あたたかい」「クールな」といった具体的なイメージを与える作業を行います.しかし,デザインの知識を持たない人にとっては難しい作業です. ウェブページのイメージを決定づける要素には,コンテンツの他,配色,レイアウトなどが挙げられます. 本研究ではレイアウトに着目し,特定のイメージを反映しているウェブページ群からレイアウトの特徴抽出を行い,イメージとレイアウトとの関係を分析しています. 最終的には,デザインの知識を持たない人でもウェブ・デザインを行うことができる支援システムを目指しています. ウェブ・デザインの情報学的考察 †チャネル理論を用いた数理モデル †ウェブサイトの概念構造を,デザイナー・ユーザー間で共有するしくみについて考えています. ウェブ・オントロジーのように外部にルールを置き,そのルールにしたがってサイトを構築し,利用する手法を用いれば,質の良い構造のサイトが期待できます. しかし,デザイナー・ユーザの双方に「ルールに従う」という負荷を強いることになってしまいます. 本研究では「ゆるやかな制約」を用いて,サイトの構造をサイト自身にインプリメントすることで,デザイナーの考えた構造が自然にユーザに伝わる仕組みの確立を目指しています. 学会での発表 †第10回日本感性工学会大会(大妻女子大学) †
チャネル理論 †ウェブデザイナー・ユーザ間の情報(意図)の流れを, チャネル理論を用いて検証します. チャネルの生成にはPrologで記述したツールを使っています. SWI-Prologメモ †情報射の計算にSWI-Prologを用いています. (SWI-Prologはフリーなprolog処理系です) このページの情報は商用のprolog処理系sicstusからの移植に関する覚え書きが中心です.
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