目次


自己紹介

  • <名前>
    埴田 卓(はにた すぐる)
  • <生年月日>
    1988年4月6日
  • <血液型>
    B型(B型ってよく変人って言われますよね・・・)
  • <出身>
    帯広市(出生は釧路市)
  • <修士論文テーマ>
    • (修論テーマ)
      人の認知モデルに基づいたGUIの配色に関する研究
    • (修論タイトル)
      インタフェースの色彩デザイン・印象及び操作の関係の分析
  • <趣味>
    卓球 ---- シェードラで頑張っとります.注)あんまり強くないです.
    ゲーム -- モンハン,ファンタシースター,バイオ5,テイルズ,スマブラ,太鼓,etc.面白いゲームあったら教えてください.
    音楽 ---- 邦楽・洋楽(少しだけ)・アニソン・ゲーソン・クラシックなど気に入った曲があれば幅広く聴いてます歌ってます弾きたいです.
         最近はアニソンゲーソンばっかりだなぁ.あ,アニメはそんなに観ません.アニソンが好きなんです(笑)
  • <特技>
    TeX文書作成,寝袋とクッションがあればどこでも寝れる(笑)
    他は・・・極めたゲームくらい?そんな数ないけど.
  • <一言>
    毎日が充実した日々になるよう頑張りますっ!
    よろしくお願いしま〜っす.
    ひっそりと twitter はじめてみました.3日続くのかな(笑)← 気づけば3年続いてました(汗)

時間割

  • 緑背景は研究室ゼミ
  • 青背景は授業
  • 赤背景は授業担当/TA

2013年度

後期時間割
1時限目
08:45-09:30
2時限目
09:30-10:15
3時限目
10:25-11:10
G1ゼミ
場所:V303
10:30~12:00
G2ゼミ
場所:V303
10:30~12:00
4時限目
11:10-11:55
昼休み
11:55-12:55
5時限目
12:55-13:40
全体ゼミ
場所:V307
13:30~15:00
6時限目
13:40-14:25
7時限目
14:35-15:20
MCゼミ
場所:V303
15:00~17:00
8時限目
15:20-16:05
9時限目
16:15-17:00
10時限目
17:00-17:45
18:00以降

 

前期時間割
1時限目
08:45-09:30
2時限目
09:30-10:15
3時限目
10:25-11:10
4時限目
11:10-11:55
昼休み
11:55-12:55
5時限目
12:55-13:40
6時限目
13:40-14:25
GP2ゼミ
場所:V307
14:00~15:00
7時限目
14:35-15:20
B4ゼミ
場所:V303
14:30~16:30
8時限目
15:20-16:05
9時限目
16:15-17:00
GP1ゼミ
場所:V307
16:30~17:30
10時限目
17:00-17:45
18:00以降MCゼミ
場所:V303
18:00~20:00

2012年度

後期時間割
1時限目
08:45-09:30
2時限目
09:30-10:15
3時限目
10:25-11:10
4時限目
11:10-11:55
昼休み
11:55-12:55
5時限目
12:55-13:40
岡田研ゼミ
場所:V402
14:00~16:05
(13:00~16:05)
須藤研ゼミ
(招集かかれば)
場所:V307
13:00~14:30
6時限目
13:40-14:25
7時限目
14:35-15:20
8時限目
15:20-16:05
9時限目
16:15-17:00
10時限目
17:00-17:45
  • 金曜夕刻まで:進捗報告

 

前期時間割
1時限目
08:45-09:30
2時限目
09:30-10:15
3時限目
10:25-11:10
4時限目
11:10-11:55
昼休み
11:55-12:55
5時限目
12:55-13:40
6時限目
13:40-14:25
7時限目
14:35-15:20
岡田研ゼミ
場所:V402
14:35~16:05
8時限目
15:20-16:05
9時限目
16:15-17:00
須藤研ゼミ
場所:V307
16:30~17:50
岡田研・工藤研ゼミ
場所:X203
16:15~17:45
10時限目
17:00-17:45
  • 金曜夕刻まで:進捗報告

2011年度

後期時間割
1時限目
08:45-09:30
2時限目
09:30-10:15
3時限目
10:25-11:10
知能システム演習
場所:V102,R105
10:25~11:55
G1ゼミ
場所:X203
10:00~12:00
知能システム特論
場所:V102
10:25~11:55
4時限目
11:10-11:55
昼休み
11:55-12:55
5時限目
12:55-13:40
G2打ち合わせ
場所:X201
13:00~
G2打ち合わせ
場所:X201
13:00~
6時限目
13:40-14:25
G2ゼミ
場所:X203
13:30~15:30
G3ゼミ
場所:X203
13:30~15:30
7時限目
14:35-15:20
異文化理解特論d
場所:N104
14:35~16:05
8時限目
15:20-16:05
G3打ち合わせ
場所:X201
ゼミ終了後~
9時限目
16:15-17:00
B3ゼミ
場所:V307
16:15~17:45
G3打ち合わせ
場所:X201
16:30~
10時限目
17:00-17:45


 

前期時間割
1時限目
08:45-09:30
センシング
システム特論
場所:R202
8:45~10:15
センシング
システム演習
場所:R202
8:45~10:15
2時限目
09:30-10:15
3時限目
10:25-11:10
計算機システム特論
場所:R205
10:25~11:55
全体ゼミ
場所:X203
10:00~12:00
4時限目
11:10-11:55
昼休み
11:55-12:55
5時限目
12:55-13:40
計算機システム演習
場所:R105
12:55~14:25
ソフトコンピューティング特論
場所:R205
12:55~14:25
MCゼミ
場所:V307
14:00~
6時限目
13:40-14:25
7時限目
14:35-15:20
ソフトコンピューティング演習
場所:R105
14:35~16:05
異文化理解特論a
場所:N303
14:35~16:05
8時限目
15:20-16:05
9時限目
16:15-17:00
10時限目
17:00-17:45

2010年度

後期時間割
1時限目
08:45-09:30
2時限目
09:30-10:15
3時限目
10:25-11:10
情報工学
ゼミナール2
場所:V307
10:25~11:55
4時限目
11:10-11:55
昼休み
11:55-12:55
5時限目
12:55-13:40
ゼミ(進捗報告)
場所:SVBL3階
担当:伊藤,勝田,
三浦
13:30~15:00
ゼミ(進捗報告)
場所:SVBL3階
担当:大杉,竹田,
谷,埴田
13:30~15:00
6時限目
13:40-14:25
7時限目
14:35-15:20
8時限目
15:20-16:05
9時限目
16:15-17:00
情報工学
ゼミナール2
場所:V307
16:15~17:45
10時限目
17:00-17:45

 

前期時間割
1時限目
08:45-09:30
2時限目
09:30-10:15
3時限目
10:25-11:10
ゼミ(進捗報告)
場所:SVBL3階
10:30~12:00
4時限目
11:10-11:55
昼休み
11:55-12:55
5時限目
12:55-13:40
ゼミ(輪読会)
場所:SVBL3階
13:00~14:25
6時限目
13:40-14:25
7時限目
14:35-15:20
ゼミナール
「人間と文化」
場所:Y103
14:35~16:05
8時限目
15:20-16:05
9時限目
16:15-17:00
10時限目
17:00-17:45

発表関連

質疑応答は,[Q]が質疑,[A]が回答,[A']が後日整理した回答,[C]が頂いたコメント,[C']がコメントに対する回答・考察.

2013年度

  • 修士論文最終報告会
    • 会期:2014年2月12日(水)
    • 会場:室蘭工業大学 R棟 R205
    • 発表題目:「インタフェースの色彩デザイン・印象及び操作の関係の分析」
    • 発表者:埴田 卓
    • 質疑応答:
      • [Q1]
        (工藤先生)疲労の影響は後の条件に残らないのか.
        [A1]
        各条件間には休憩を挟んでいるため,ほぼ影響はない.また条件の提示順もランダムで入れ替えているため,問題はないといえる.
        [A'1]
        当日回答と同じ.
      • [Q2]
        (岡田先生)先行研究の結果は疑似相関であったのか.
        [A2]
        現状ではわからないが本研究の結果からはそういえる可能性がある.
        [A'2]
        当日の質問の疑似相関を間接効果と勘違いし,回答した. 本研究では配色が操作性に直接影響することは考慮していないため,疑似相関か否かはわからない.
      • [Q3]
        (岡田先生)色の組み合わせの順番は関係するか,また影響はあるか.
        [A3]
        多少の誤差はあるが,影響はないと思われる.
        [A'3]
        装飾部分は配色を連続して配置し,配色を構成する色の配分は均等であるため,影響はないといえる. しかし配色の配分を変化させた場合や,順番をランダムに配置し偏りがある場合には変化があるかもしれない.
      • [Q4]
        (佐藤先生)なぜ下部に装飾を配置したか.操作部には配置しないのか.
        [A4]
        操作部に配色を施した場合の研究は先行研究で検証済みである.
        [A'4]
        当日回答と同じ.
      • [Q5]
        (佐藤先生,Q4に続けて)配色の位置(下部)による影響はないのか.
        [A5]
        こちらも先行研究で上下左右に配置し検証したが影響はなかった.
        [A'5]
        当日回答と同じ.

2012年度

  • 修士論文中間発表会
    • 会期:2012年7月18日(水)
    • 会場:室蘭工業大学 R棟 R205
    • 発表題目:「インタフェースの色彩デザイン・印象及び操作の関係の分析」
    • 発表者:埴田 卓
    • 質疑応答:
      • [Q1]
        コントロール実験は行ったか.
        [A1]
        本研究では行っていない.しかし他の研究で装飾の有無が印象や操作性に影響を与える結果は出ている.
        [A'1]
        カラーの場合と白黒の場合では少し意味合いが違うため,次回追実験時は注意する.
  • [Q2]
    配色の他の数値化方法はどうなったのか.
    [A2]
    現在検討中.モデルの評価値が悪い要因のひとつにデータの取り込み方もあるため,配色の数値化方法はいくつか試したい.
    [A'2]
    当日回答と同じ.
  • [C1]
    (Q1.に加えて)他の研究とは目的や手法に違いがある.よってコントロール実験をしっかり行うべきである.
    [C'1]
    次回追実験を行う際は装飾を取り除いた状態も提示する予定.
  • [Q3]
    係数の正数・負数とは何か.
    [A3]
    係数は標準化偏回帰係数を表し,影響度と考えることができる.正数であれば因果の原因側の数値が増加することで結果側も数値が増加する.負数では逆に原因側の数値が増加することで結果側の数値が減少することを表す.また絶対値の1(+1または-1)に近づくほど大きな影響度を示し,0に近づくほど影響度は小さくなる.
    [A'3]
    当日回答と同じ.
  • [Q4]
    各条件の提示順はどうなっているのか.また被験者の疲労や集中度は最後まで一定であるのか.
    [A4]
    条件の順番はランダムで提示し,各条件間には2分間の休憩を挟んでいる.よって問題はないと考えている.
    [A'4]
    説明はしたが,少し足りなかったのかもしれない.
  • [Q5]
    因果関係の仮説は前回と同じか.
    [A5]
    前回は配色が数値化されていなく,各条件から潜在変数(感性)へ,潜在変数から印象または操作性に因果を結んでいた.今回は配色を数値化し,配色から潜在変数または印象へ結ばれ,それらが操作性へ影響していると因果を結んでいる.
    [A'5]
    ポスターの図が少し間違えていた(印象から操作性への矢線が結ばれていなかった)ためこの質問が出たと考えられる.
  • [Q6]
    モデルの評価方法はどういったものがあるのか.
    [A6]
    χ二乗検定やRMSEAなど10種類ほど手法があり,それらを満たしているかどうかでモデルを評価できる.
    [A'6]
    詳しい評価方法は説明できなかった(評価手法がそれぞれどういった手法か,評価に用いる式など).簡単な説明ができるように勉強しておく必要がある.

2011年度

  • 修士論文中間発表会
    • 会期:2011年12月7日(水)
    • 会場:室蘭工業大学 R棟 R205
    • 発表題目:「インタフェースの色彩デザイン・印象及び操作の関係の分析」
    • 発表者:埴田 卓
    • 質疑応答:
      • [Q1]
        なぜ視覚的デザインが操作性に大きく影響するようになるのか.
        [A1]
        TUIでは触覚のフィードバックが無い.つまり従来の携帯電話に比べ情報量が減るため相対的に視覚的デザインが大きく影響すると考えられる.
        [A'1]
        当日回答と同じ.
  • [Q2]
    実験画面のボタンのフィードバックはあるのか.
    [A2]
    ボタンを押すと画面が切り替わるだけである.
    [A'2]
    元の実験画面を画像でしか見たことがなかったため憶測で回答してしまった.確認しておくべきだった.
  • [Q3]
    デザインを施していない場合の画面は被験者に提示したのか.
    [A3]
    今回の実験では提示していない.
    [A'3]
    先行研究で配色を施している場合と施していない場合では印象に変化があることを検証済みであるため,今回は提示していない.
  • [Q4]
    実験のタスクが多すぎるのではないか.
    [A4]
    各セット間に十分な休憩をとっていること,提示順はランダムであることから問題ないと思われる.
    [A'4]
    疲労時は回答時間や正答数に多少変化があることが考えられる.今回のモデル作成では12条件全てのデータを用いているため多少の誤差がでている可能性があるため,次回の実験では考慮する.
  • [Q5]
    共分散構造分析をなぜ分析手法として用いたか.
    [A5]
    因果関係を決めるため,印象の変数(観測変数)をまとめるため.
    [A'5]
    共分散構造分析は重回帰分析で自分が求めたい因果関係を探ることができ,因子分析で観測変数を潜在変数にまとめ複合的な関係を表すことができる.この2つの利点をもった共分散構造分析が今回の分析手法に最適であると考えたため.
  • [Q6]
    SEMモデルで用いた潜在変数はどうやって決めているのか.
    [A6]
    因子分析を事前に行い,結果として得られた7因子を潜在変数として用いている.
    [A'6]
    ポスター作成の際,因子分析の部分を省略してしまったためこの質問が出てしまった.回答自体は当日回答と同じ.
  • [Q7]
    モデルを枝切りして簡易化することはできないのか.
    [A7]
    今回は枝切りを行っていない.確かに枝切りを行えば見やすくなるが,仮説と因子分析の結果に基づいてモデルを作成しているため今回はそのまま利用した.
    [A'7]
    “枝切りをする”ということは“変数間の因果関係がない”ということと同じであるため枝切りは行わなかった(少なくとも因果関係はある).
  • [Q8]
    結果で出している偏回帰係数はどういった基準で選んだのか.
    [A8]
    偏回帰係数のうち最大値と最小値をとったものを今回は結果として提示した.
    [A'8]
    指摘された通り選定した基準がこれといってなかった.加えて数値の妥当性も述べていなかったため検定方法を模索中.
  • [Q9]
    モデルの条件(画面デザイン)と因子(人間の感性)の因果関係を逆にできないのか(最終的に推奨システムとして用いるなら配色を出力できた方がいい).
    [A9]
    今回は画面デザインから感性に影響を与えるという仮説に基づいて作成したためこのような因果関係になった.因果関係を逆にすることはできるが,偏回帰係数がかわってしまうため同じモデルは利用できないことが考えられる.
    [A'9]
    当日回答に同じ.
  • [Q10]
    配色(条件)と印象の関係はどうなっているのか.
    [A10]
    これから詳しく検証する予定である.
    [A'10]
    条件に関しては配色の明度差やイメージスケールの座標などから数値化し,その数値をモデルに用いることで詳しく分析する予定である.
  • 生命ソフトウェアシンポジウム2011
    • 会期:2011年11月26日(土),27日(日)
    • 会場:福岡工業大学 FITホール
    • 発表題目:「共分散構造分析を用いたインタフェースの色彩デザインの印象と操作との関係の分析」
    • 著者:埴田 卓,澤井 政宏,坂本 牧葉,須藤 秀紹
    • 発表者:埴田 卓
    • 質疑応答:
      • [Q1]
        親しみやすさが操作性を下げるとはどういうことか.
        [A1]
        親しみやすさの因子に含まれる印象(親しみやすさ,意欲,眼の疲労度など)の印象評価値が高くなるほど操作性が下がってしまうという結果が出たということである.
        [A'1]
        結論が説明不足だった.まず印象の「親しみやすさ」と因子の「親しみやすさ」が同じワードであったため混乱を招いた.また結果の説明がしっかりできていなかったため,結論が分かりづらかったかもしれない.今後説明する際にはもっとわかりやすく説明できるよう気をつける.
  • [C1]
    (Q1に加えて)ソフトウェアキーボードが使いづらい(操作性が悪い)と回答した人がほぼ100%だったこと,この問を普段からキーボード操作をしている情報工学科の学生に聞いたこと(親しみやすさを感じている)から,ソフトウェアキーボードについて同じ実験をやればもっと顕著な結果が出るのではないか.
    [C'1]
    確かに親しみやすさが操作性を下げるという結果がでることが予想される.本研究の目的は「画面のデザインから受ける印象と操作性との関係の分析」であるため,このコメントを今後の実験案として参考にする.
  • 優秀発表賞』を受賞しました.

2010年度

  • 沖井・須藤・工藤・岡田研究室 合同卒業研究発表会
    • 会期:2011年2月18日(金),21日(月)
    • 会場:室蘭工業大学 SVBL
    • 発表題目:「知識ベースの認知処理で理解できるインタフェースの配色デザイン」
    • 発表者:埴田 卓
    • 質疑応答:
      • [Q1]
        このデザインをどのようなものに応用するのか.
        [A1]
        本研究で用いた「選択可能」,「選択不可能」,「カーソル位置」項目を用いているGUIを利用したシステムであれば応用することが可能である.
        [A'1]
        当日回答と同じ.GUIを用いた基本的なメニュー画面であれば他のシステムでも応用は可能であると思われる.
  • [Q2]
    本研究のタイトルである「知識ベースで適切に理解できる」とはどういう意味か.
    [A2]
    ラスムッセンの3段階モデルのうち知識ベースの状態,つまりメニュー画面を初見の状態でも理解できるような配色デザインを考えるという意味をもつ.
    [A'2]
    当日回答と同じ.
  • [C1]
    カーソル位置が動かない状態のメニューで実験したが,カーソル位置項目が動くことを考慮する必要があるのではないか.
    [C'1]
    実際にGUIを用いたシステムに配色デザインを用いる場合はカーソル位置を動かした方が視覚的にカーソル位置項目がわかりやすいため考慮する必要がある.しかし,本研究では配色のみで理解できるデザインを作成することを主としているため,カーソルが動くことを考慮していない.
  • 感性フォーラム札幌 2011
    • 会期:2011年2月5日(土)
    • 会場:札幌市立大学サテライトキャンパス
    • 発表題目:「知識ベースの認知処理で理解できるインタフェースの配色デザイン」
    • 著者:埴田 卓,坂本 牧葉,須藤 秀紹
    • 発表者:埴田 卓
    • 質疑応答:
      • [Q1]
        アクティブになっている項目があるため,カーソル項目となるのは当たり前ではないか.よって,カーソル項目が不必要ではないか.
        [A1]
        当日の質問を理解できず,質問とは違う内容の回答をしてしまった.
        [A'1]
        実験の操作画面の説明が不十分であった.質問者はカーソル項目を実験中に動かせるものだと考えていたと思われる.実際の操作画面ではカーソル項目は動かないため,3つの選択肢を選択可能項目,選択不可能項目,カーソル位置項目に分類した.もし,カーソル位置が実験中に動くのであれば,質問者の指摘通り,カーソル位置項目が選ばれて当たり前であるため不必要といえる.
  • [Q2]
    インタフェースの混色系からマンセル表色系の顕色系への変換は難しいと思われるが,そのあたりについてはどう考えているのか.
    [A2]
    自分の視覚を頼りにカラーチップと照合し調査を行ったため,正確な値ではないかもしれない.
    [A'2]
    やはり,混色系と顕色系の変換は難しいと思われる.しかし,[C2]の指摘通り基準を作成したり,数人の測定者から平均を求めたりすればよりよい値を得ることができるのではないだろうか.
  • [C1]
    インタフェースデザインはスマートフォンを例にした方がよいのではないだろうか.
    [C'1]
    確かに近年では携帯電話がスマートフォン化してきているため,今後に生かす場合は携帯電話よりもスマートフォンで考える必要がある.しかし,本研究ではGUIを用いているシステムの中で使用頻度が高い携帯電話を代表的に取り扱っているだけであるため,GUIを用いているシステムであるスマートフォンでも今回と同じような結果が得られると思われる.
  • [C2]
    (Q2に関して)正確なマンセル値を求めるのなら,カメラで画面を撮影し,基準を作ればより正確な値を出すことができると思われる.
    [C'2]
    このコメントを参考にし,次回の計測の際はカメラで撮影する.また,より正確な値を求める方法として照合する際の人数を自分一人ではなく数人に増やし,その平均値をとる方法も考えている.
  • 沖井・須藤・工藤・岡田研究室 合同卒業研究中間報告会
    • 会期:2010年12月7日(火),14日(火)
    • 会場:室蘭工業大学 SVBL
    • 発表題目:「SRKモデルの知識ベースで対処できる携帯電話メニューの配色研究」
    • 発表者:埴田 卓
    • 概要:携帯電話のメニューの配色にはさまざまなものがある.その中には製作者と利用者との間に色の意味の捉え方が違うものがあり,製作者が意図したものとは異なる意味が製作者に伝わる場合がある.この問題を解決するために,SRKモデルの知識ベースを利用する.意味を積極的に理解しようとするSRKモデルの知識ベースで処理できるような配色を見つけるために本研究を行う.
    • 質疑応答:
      • [Q1]
        研究は具体的にどのようなことをしたいのか.
        [A1]
        SRKモデルの知識ベースで処理できるような配色の研究をしたい.
        [A'1]
        現在の携帯電話のメニューにはさまざまな項目があり,それら項目をメニュー製作者は文字色や背景色の色の差で分けている.携帯電話は操作に慣れるとSRKモデルの技能ベースに移行し,感覚的な操作ができるようになる.しかし,新しく携帯電話を買う,またはテーマを変更すると,携帯電話の利用者はSRKモデルの知識ベースでの処理が要求される.利用者が持っている知識,経験を用いて操作できる,つまり,知識ベースで対処できる携帯電話メニューの配色を作成できるようになると,少しでも製作者,利用者の負担を減らすことができるのではないかと考え,本研究を行う.
  • [Q2]
    疑似携帯電話の作りが簡単すぎて,現実の携帯電話との差が開きすぎているのではないか.
    [A2]
    確かに作りが簡単すぎた.
    [A'2]
    メニューの作りをシンプルなものにした理由は,画像やアイコンといったノイズとなる他の情報を取り払うためである.実験では色の差で項目の違いをみているため,指摘のあったとおり,用意した疑似携帯電話メニューが現実の携帯電話メニューと差があるように感じる.これは,代表的なインタフェースとして携帯電話を利用しているためであり,携帯電話以外のインタフェースにも後々応用していきたいため,似せる必要はあまりないと考えた.

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Last-modified: 2014-03-24 (月) 07:29:45 (3680d)