目次 †
自己紹介 †
時間割 †
2013年度 †
前期時間割 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
1時限目 08:45-09:30 | 教育相談 場所:N306
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2時限目 09:30-10:15 | | | | |
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3時限目 10:25-11:10 | | | | | |
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4時限目 11:10-11:55 | | | | | |
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昼休み 11:55-12:55 | | | | | |
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5時限目 12:55-13:40 | | | 計算機台数システム 場所:N101
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6時限目 13:40-14:25 | | | | |
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7時限目 14:35-15:20 | | | 形の数理 場所:N403
| | BCゼミ 場所:V303 |
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8時限目 15:20-16:05 | | | |
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9時限目 16:15-17:00 | | | | | |
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10時限目 17:00-17:45 | | | | | |
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発表関連 †
質疑応答は,[Q]が質疑,[A]が回答,[A']が後日整理した回答,[C]が頂いたコメント,[C']がコメントに対する回答・考察.
2013年度 †
- 計測自動制御学会 システム・情報部門 学術講演会 2013(SSI2013)
- 会期:2013年11月18日(月),11月19日(火),11月20日(水)
- 会場:ピアザ熱海
- 発表題目:「ロボットリテラシーのための教材の設計」
- 著者:須藤 秀紹,向俊志
- 発表者:向俊志
- 質疑応答:
- [Q1]
ロボットの取扱説明書だけでは駄目なのか?
[A1]
「ロボットが生活の中に入ってくる」「ロボットが生活に影響を与える」事の危険性を認識する必要がある.ロボットには制作者の意図が含まれているので,それを踏まえて扱わなければロボットに行動を誘導されるような事態も起こりうる.
[A'1]
当日解答に同じ.
- [Q2]
メディアリテラシーではどのような教育が行われているのか?
[A2]
調べていない.後日調査する.
[A'2]
ワークシートを用いた自学習が多い.「写真や絵を見て伝えよう」(小4:思い出に残る写真や心に残っている絵を友達に紹介することを目的にした「話すこと・聞くこと」「書くこと」の単元), 「新聞記者になって伝えよう」(小5:身近な事柄に取材して、新聞を作ったりニュースキャスターになって報告したりして「書くこと」「話すこと・聞くこと」の活動を仕組んだ単元), 「心をひかれた人物について研究しよう」(小6:「心をひかれた人物」の魅力を「CM」にして学級の友達に伝えようとする活動)など.
- [Q3]
中学生やそれ以下の子供は,ルンバを知らないのではないか?
[A3]
特定の製品名を出さずに問題を作ることを検討中.
[A'3]
当日解答に同じ.
- [C1]
単機能なロボットと多機能なロボットが存在するので,それを踏まえて問題を設定できないか
[C'1]
今後検討する.
- [C2]
メディアリテラシー教育をもっと参考にするべきではないか
[C'2]
今後検討する.
- [C3]
何故モデルケース教材なのかを演繹的に説明できた方が良い
[C'3]
学習のための教材の形式に関しては,今後より勉強する必要がある.
- [C4]
マクルーハンについての解説本である「今こそ読みたいマクルーハン」を読むとメディアに対する理解が深まる.
[C'4]
購入,読本した所大変参考になった.
- 卒業研究中間報告会
- 会期:2013年12月4日(水)
- 会場:室蘭工業大学 R棟 R205
- 発表題目:「ロボットリテラシーのための教材の設計」
- 発表者:向俊志
- 質疑応答:
- [Q1]
ロボットの取扱説明書だけでは駄目なのか?
[A1]
「ロボットが生活の中に入ってくる」「ロボットが生活に影響を与える」事の危険性を認識する必要がある.ロボットには制作者の意図が含まれているので,それを踏まえて扱わなければロボットに行動を誘導されるような事態も起こりうる.
[A'1]
取扱説明書だけでは不十分である.ロボットリテラシーではロボットがどのような考えや制約のもとに生産され,どのような構造や出力をもち,それらが実世界でどのような影響力を持つのかを考える必要がある。そのため取扱説明書やロボットの動作,生産現場の仕組みなどについて幅広く情報を集め,それらを読み解かなければならない。
- [Q2]
何故カードゲームなのか?
[A2]
携帯性や役割表示に役立つツールであるため.ゲームモデルへの出力は最終段階になって行われるものなので,カードに限定して考えている訳ではない.
[A'2]
設計したゲームを表現する手法と未だ決定していない.カード媒体が適切であるならばそうするし,他の媒体になることもあり得る.
- [C1]
発表時間を超過したら速やかに終了すること
[C'1]
以後注意する。発表構成を考える段階で時間の管理を厳にする。
- [C2]
既存の研究との区切りが曖昧なので区別すること
[C'2]
研究背景と目的の部分で機知の領域を示すようにする。
- [C3]
ポスター発表と口頭発表で口調を変えること
[C'3]
メディアの違いを意識していなかった。聴衆との距離を考えた説明を行う。
- [C4]
前を向いて話すこと
[C'4]
姿勢に関しては失念していた。注意する。
- [C5]
本文中でReferしていない文献は消すこと
[C'5]
当該内容を削除する。
- 卒業研究発表会
- 会期:2014年2月17日(月)
- 会場:室蘭工業大学 R棟 R205
- 発表題目:「ロボットリテラシーのための教材の設計と開発」
- 発表者:向俊志
- 質疑応答:
- [Q1]
何故カードゲームなのか?
[A1]
携帯性や役割表示に役立つツールであるため.
[A'1]
子供が自ら興味を持ち,自発的にツールとして使い学習するための教材の形式としてカードゲーム形式を採用した.
- [Q2]
何故UMLで設計したのか?
[A2}
Transformation modeling protocolで用いられている手法であるため.
[A'2]
ロボットリテラシー研究モデルの領域と要素を反映した問題状況の解決を迫る教材によって,ロボットリテラシーの学習が行えるのではないかと考えた.そのため,ロボットリテラシー研究モデルをもとにした問題状況を設定できるTransformation modeling protocolを用いてゲーム教材としての設計を行った.UMLを用いたのは,問題状況を忠実に再現したゲーム設計が可能であるためである.
- [Q3]
教材使用による学習効果は?
[A3]
本研究の実験では教材が実際に利用できるかどうかを調べるだけで,学習効果に関する検証は行っていない.しかし,実験時に採取したアンケートで被験者の一人が「自分の会社とターゲットが似ている会社とそうでない会社によって議論のしかたを変えて考えるところが面白いと思う」と解答した.この記述はストーリー内容の一つの「開発されるロボットの内容は会社の意向によって異なる」に合致する内容である.そのため,教材によるストーリーの学習効果には期待することができると考えられる.